高血圧のかたへ

日本高血圧学会キャンペーン

専門的治療をおこないます

 

院長は日本高血圧学会の厳しい審査に合格し、専門性が認められ高血圧専門医に認定されています。最新の学会ガイドラインにしたがい適切な診断と治療をおこないます。

 

心筋梗塞、脳卒中の発症を予防します

 

高血圧はほとんど無症状で経過しますが、動脈硬化を少しずつ進行させ突然、脳卒中、心筋梗塞、突然死などを発症させます。症状がなくても、ふだんから適正な血圧に保っておくことがたいせつです。血圧の目標はひとりひとり異なります。トマト内科では患者さんごとの病態に応じて、血圧の目標を設定し、高血圧合併症の発症を予防していきます。

 摂取食塩量をお知らせします

 

高血圧治療の第一歩は減塩です。トマト内科では尿検査から、みなさまの1日の摂取食塩量を計算し、お知らせしています。食生活の見なおしにお役立てください。

 

減塩食を試していただけます

 

トマト内科隣接ローカーボカフェで、味付けを工夫したおいしい減塩食をご用意しています。いちどお試しください。

 

症状によって最適なお薬をおすすめします

 

減塩と運動習慣でも高血圧が続く方は、ホルモンの異常がないかなどを検査します。異常がないときは内服を検討します。血圧は、ただ下げればいいというわけではありません。不適切な薬の使用は数年後に大きな差がでてきます。当院では糖尿病など患者さんの背景にある疾患をみきわめ、最適な薬をおすすめします。精神的なストレスが原因の高血圧には、漢方薬がとてもよく効くことがあります。



検診で血圧が高いと言われた方、医療機関受診をすすめられた方。要医療(D区分)、要精密検査(E区分)の方

 

できればご家庭で1週間程度、血圧を測定し、記録しご来院ください。健康状態などを総合的に診察し降圧目標を設定いたします。その後、食事療法、運動療法を行っても改善しないときは、内服を検討します。

 

本態性高血圧(ほんたいせいこうけつあつ)

 

1番多いタイプで、高血圧の9割程度を占めます。あきらかな原因がない高血圧です。

 

トマト内科では本態性高血圧と診断できる方には、状態にあわせて降圧目標を決め、減塩に取り組んでいただいたり、運動療法、降圧薬治療などを行います。

 

 二次性高血圧

 

原因を治療すると降圧薬を減量したり中止することができる高血圧です。高血圧の1割程度を占めます。腎臓疾患、ホルモン異常、睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。原因を治療することで血圧が正常化することがあります。

 

特に若い方の高血圧は、二次性高血圧の可能性が高くなります。当院では二次性高血圧を疑う所見があるときは、相談しながら、いろいろな検査で原因を探っていきます。

 

睡眠時無呼吸症候群については、ご自宅で簡易検査キットを装着していただき、検査を行うことができます。心配されていらっしゃる方は、いちどご相談ください。

 

治療抵抗性高血圧

 

3種類の降圧薬を使っても降圧目標に届かない高血圧です。二次性高血圧などがかくれれていることもあり、患者さまと相談しながら専門的な原因検索を行います

すべての高血圧の方へ

❐高血圧学会ではご家庭で血圧を測ることを推奨しています。血圧計をお持ちの方はご家庭で血圧を測定して記録してご来院ください

【図】血圧の正しい測り方

血圧の正しい測り方

最低朝1回、できれば朝晩2回測ります

 

❐朝 

・起きて1時間以内、トイレをすませ、朝食前に

・冬は寒さを感じない部屋で

・降圧薬を飲んでいる方は内服前に

・喫煙される方は、喫煙前に

・背もたれ付きの椅子に座って1~2分安静にしてから

・血圧が高めに出たときは、2~3分間してから測り両方とも記録。

 

喫煙も動脈硬化を進行させます。禁煙を強くおすすめします。

 

❐晩

就寝前に測ります

・背もたれ付きの椅子に座って1~2分安静にしてから

・血圧が高めに出たときは、2~3分間してから測り両方とも記録(深呼吸はしないでください)