食事(カーボカウント)

血糖への影響が大きい食品は糖質(炭水化物)です。糖質は栄養素として重要で、適度に食べていただくことがたいせつです。食事に含まれる糖質の量を見積もり糖尿病治療に使っていくことをカーボカウントいいます。当院では、みなさまが、カーボカウントができるようになっていただけるように力をいれています。 

 

糖尿病の方が、高血糖、低血糖を防ぐにはカーボカウントはとてもよい方法です。特にインスリン治療が必要な方は低血糖を防ぐうえで、カーボカウントを身につけていただくことをおすすめします。

 

トマト内科のインスリン治療の目標は、患者さまが、食べようとしている食事にあわせて、ご自身でインスリンの量を調整して注射できるようになっていただくことです。食欲にあわせて食事量を自由に増減できるようになります。このためにもカーボカウントは役にたちます。

 

カーボカウントだけの希望でトマト内科を受診される方も大歓迎です。

 

かんたんカーボカウント

 

■ご飯に含まれる糖質

=ご飯の重さの0.4倍

例 

ご飯を軽く1杯の重さは約150gです

これに含まれる糖質は150☓0.4=60gとなります

 

■パンに含まれる糖質

=パンの重さの0.5倍

 例 

食パン6枚切り1枚の重さは約60gです

これに含まれる糖質は60☓0.5=30gとなります

 

糖質制限食

 

糖質制限食(ローカーボ食、低糖質食)は、血糖が上がりにくい食事です

 

トマト内科に併設した ローカーボカフェでは、低糖質パン、低糖質麺を使った食事などを販売します。採血から、診察までのお時間をくつろいでお過ごしください

 

糖尿病学会では糖質の1日摂取量150g以上を推奨しています。病態によっては糖質制限の継続がが好ましくないことがあります。糖質制限食を続けていらっしゃる方はいちどご相談ください