血糖スパイク(グルコーススパイク)

血糖スパイクとは

 

食後1~2時間で高血糖(140mg/dl程度以上)になり、その後もとに戻る状態です。糖尿病と診断されていない方でも、血糖スパイクが出現することがあります。血糖スパイクのくり返しが心筋梗塞、脳梗塞などの原因の一つとなることがわかってきています。

診断するには

 

食後1~2時間で血糖値を測ります。当院では血糖測定機をお貸しいたしますので、ご自宅で血糖を測定してみましょう。消耗品は有料となります。詳細はお問い合わせください。

スパイクを抑えるには

 

血糖を急に上げる原因となる糖質をゆっくり吸収するようにします。

・時間をかけてゆっくり食べる

・野菜→肉魚→糖質の順に食べる

・低GI食

などが効果的です。

またトマト内科隣接ローカーボカフェでは糖質の少ないメニューを用意しています。血糖スパイクを心配しないで安心して食べていただくことができます。

 

長い空腹後の食事は血糖スパイクが起きやすくなります。朝食を抜くと昼食のときに、昼食を抜くと夕食のときに血糖スパイクが起きやすくなります。3食を食べるようにしましょう。

 

食後にかるく体を動かすことも血糖スパイクを抑える効果があります。

 

糖尿病の方は、血糖スパイクが起きやすいため、食事、運動に加えて、食後の血糖を抑えるお薬が効果的です。