■甲状腺疾患のかた (首の「はれ」、バセドウ病、橋本病(慢性甲状腺炎)など)

■健康診断で「甲状腺腫大(はれている、大きい)」「TSH異常」を指摘された方

トマト内科では、受診された日に、甲状腺エコー、甲状腺ホルモンのを確認し、適切な治療を開始します

専門的治療をおこないます

 

院長は日本甲状腺学会の厳しい審査に合格し、専門性が認められた甲状腺専門医です。最新の学会ガイドラインにしたがい適切な診断と治療をおこないます。

 

迅速検査で不安を取りのぞきます

 

トマト内科では甲状腺ホルモンを院内迅速検査しています。

 

また甲状腺エコーは甲状腺の治療方針を決めるために必須の検査です。受診日に院長がエコー画像をみなさまにお見せしながら検査をします。

 

採血とエコーでその日に治療方針がきまります。

甲状腺エコー:バセドウ病

気づきにくい甲状腺異常

 甲状腺ホルモン異常は、めずらしい疾患ではありません。

 

甲状腺ホルモンの異常では、元気がでない、疲れやすい、動悸がするといった症状が続くことがあります。更年期障害やうつ病と似た症状が現れることがあります。

 

妊娠を予定されている方

 

妊娠を予定している方や、不妊治療をされている方には、甲状腺ホルモンに加え甲状腺自己抗体の検査が重要です。甲状腺自己抗体が陽性のときは、受精率の低下、流産率が高くなる報告があります。また甲状腺自己抗体が陽性のときは従来治療が必要とされていなかった、軽度の異常でも、妊娠を予定するときは、甲状腺ホルモン補充が必要とされています。

 

トマト内科では甲状腺自己抗体も、迅速検査を行います。

 

 トマト内科で迅速検査を行っている、甲状腺関連検査は下記です

■ホルモン、抗体

TSH,FT3,FT4,TRAb,TPOAb,TgAb,Tg,ACTH,コルチゾール,

■甲状腺疾患で見られる異常値

CK,ALP,K,クレアチニン,シスタチン-C,CRP

TC,TG,HDL-C,LDL-C

AST,ALT,γGTP

フェリチン,Hb

■バセドウ病内服治療でみられる無顆粒球症

 血球検査



  ■甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモン上昇)

全身の活動性が高まりジョギングをしているような状態になります。

 以下のような症状があります。

■暑がり

■汗かき

■動悸

■息切れ

■落ち着きがない

■食欲があるのに体重が減った

■手足が震える

■首がはれている

■目つきがきつくなった

 

■甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン低下)

全身の活動性が低下します。うつ病とまちがえられることもあります。

 また悪玉コレステロール(LDL-c)を上昇させることがあります。

 以下ののような症状があります。

■億劫になった

■皮膚がさがさ

■寒がりになった

■むくみがある

■髪や眉が薄くなった

■声がかすれた

■便秘がち

■物忘れが多くなった

■食欲がない

■体重が増えた

harecoco.netより引用

トマト内科では次のような甲状腺の症状・疾患の診断治療をおこないます。

 

首の「はれ」が気になる方

検診で甲状腺について再検査を勧められた方、要医療(D区分)

要精密検査(E区分)の方

 

甲状腺が「はれる」と首がはれて見えることがあります。甲状腺のエコー検査で甲状腺がはれているかどうかはっきりします。

 

エコー検査で甲状腺の悪性腫瘍が疑われるときは、大学病院などへ紹介させていただきます。

 

また、希望される方には甲状腺ホルモン血液検査を行い当日結果説明をいたします

 

橋本病(慢性甲状腺炎)

 

甲状腺ホルモンが低下することがある疾患です。トマト内科ではホルモン採血やエコー検査で受診当日に橋本病の診断を行います。

 

甲状腺ホルモンが低下したときは、多くの方が内服治療を続けることで正常な状態を保つことができます

 

小児の橋本病は低身長の原因になりますから、しっかり診断し治療することが大切です。

 

橋本病の内服(チラージン)を行っている方のうち、5%程度の方は内服中止ができるといわれています。

 

長く内服を続けている方には、少しずつ減らしながら中止できるかどうか確認します。

 

バセドウ病 

 

甲状腺ホルモンが上昇する疾患です。トマト内科ではホルモン採血やエコー検査で、受診当日にバセドウ病の診断を行います。

 

内服治療が一般的ですが、アイソトープ治療、外科治療が必要なことがあります。

 

妊娠初期のメルカゾールの内服は胎児奇形の原因となります。妊娠を予定している方はご相談ください。

 

内服はすこしずつ減量し、最終的に中止を検討します。

 

若い方、甲状腺が大きい方、TRAbが高い方などは、内服中止後に再発しやすいです。

無痛性甲状腺炎(むつうせいこうじょうせんえん) 

 

免疫異常と関連があるのではないかと言われ、甲状腺が部分的にこわされ甲状腺の中にたくわえられていた甲状腺ホルモンが血液中にあふれだし、甲状腺ホルモンが上昇します。

 

橋本病やバセドウ病の方に発症することが多いと言われています。

 

無治療で正常になるのが一般的です。バセドウ病と症状が似ているため、まちがえないように診断し治療することが重要です。

 

トマト内科ではホルモン採血やエコー検査を行い当日に無痛性甲状腺炎を診断いたします。

 

亜急性甲状腺炎(あきゅうせいこうじょうせんえん)

 

ウイルスとの関連があるのではないかとされ、甲状腺が部分的にこわされる疾患です。

 

甲状腺の中にたくわえられていた甲状腺ホルモンが血液中にあふれだし、甲状腺ホルモンが上昇します。

 

無痛性甲状腺炎とのちがいは、発熱や甲状腺の痛みがあることです。

 

トマト内科ではホルモン採血やエコー検査で当日に亜急性甲状腺炎を診断します。

 

無治療で正常になりますが、痛みが強いとステロイド治療になることがあります。