LDLコレステロール HDLコレステロール

動脈硬化の原因となるLDL(悪玉コレステロール)。

お薬の進歩で、100mg/dl以下まで下げることができるようになってきています。

 

トマト内科では、「お薬で下げたLDLより、食事・運動で下げたLDLがより良質」と考えています。お薬はピンポイントにLDLの数値を改善してくれます。一方、食事・運動は、LDLだけではなく、血糖、血圧なども同時に改善し、活力的で健康な状態をもたらしてくれます。

 

トマト内科では最初に、お薬の治療を重視するのか、食事・運動を重視するのかを相談します。

食事・運動を重視するときは、まずは1カ月間、飽和脂肪酸を多く含む、肉や卵などの動物性脂肪を極力控えていただきます。1カ月後、食事に反応が出る人は、LDL値が顕著に下がります。引き続き食事で、飽和脂肪酸の摂取量を減らす取り組みをしていきます。運動はLDLを下げる効果は少ないものの、HDL(善玉コレステロール)を増やす効果があります。同じLDL(悪玉)の数値であれば、HDL(善玉)が高いほうが動脈硬化が起きにくいと考えられます。

 

食事に反応しない方も一定の割合でいらっしゃいます。この場合はお薬の治療を検討します。加えて頚動脈エコーで動脈硬化があるかどうかを調べ、動脈硬化が確認されたときは、より積極的にお薬の治療を検討します。

 

トマト内科では、ご来院日に、ご希望の方には、管理栄養士によるLDLを下げるための食事相談を行います。また、ご来院日の採血後35分でLDL,HDL,中性脂肪、総コレステロールの数値を確認することができます。頚動脈エコーもご来院日に行い結果をご説明します。何度も通院するご不便をなくしています。

 

院長 増渕