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甲状腺疾患、バセドウ病、橋本病を迅速診断しています

「甲状腺ホルモンの検査結果は何日後にでますか」という電話やメールをいただくことがあります。トマト内科では採血40分後に結果がでてきます。 

 

首の下のほうにある、蝶々の形をした甲状腺。やわらかいため、触っても形がわかることは、普通はありません。ふだん存在を意識しない甲状腺が腫れたり、痛みが出てきたら、心配になります。トマト内科では迅速診断で、痛みや、心配を素早く解決します。

 

甲状腺の痛みが出てきたときは、亜急性甲状腺炎が疑われます。痛みが強いときは、ステロイド内服の適応になります。ステロイド内服をすると翌日にはすっかり痛みがなくなることが普通です。ステロイドは1~2週間ごとに減量し、約2か月後には内服中止となります。

 

甲状腺に痛みがなく腫れてきたときは、バセドウ病や橋本病が疑われます。バセドウ病の時は、手の震え、動悸などが出てくることがあります。どちらの疾患もしっかり治療することで症状はほとんど気にならなくなります。

 

バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患は、採血による甲状腺ホルモンの数値、炎症反応、甲状腺エコーなどにより診断します。

 

トマト内科では、甲状腺のつらい症状や、不安を少しでも早く取りのぞくために、迅速診断と早期治療開始を行っています。院内で甲状腺ホルモン迅速検査を行い、院長が甲状腺エコーを行います。来院後1時間を目標に診断をし、早期治療開始につなげています。

 

すでに診断され治療中の方は、甲状腺ホルモンの数値をみながらお薬の量を調整します。トマト内科では採血後約40分で結果が判明しますので、その日の甲状腺の状態がわかり、その場でお薬の調整を行うことができます。

 

妊娠を予定している方、特に不妊治療をされている方には、甲状腺ホルモンに加え甲状腺抗体の検査をお勧めします。甲状腺抗体が陽性のときは、受精率、流産率が高くなる報告があり、特別の管理が必要になります。トマト内科では甲状腺抗体も、迅速検査で採血後約40分で結果が判明します。

 

トマト内科の、甲状腺関連の迅速検査項目

FT4

FT3

TSH

TRAb

TPOAb

TgAb

Tg

ACTH

CORTIZOL

CRP

 

院長 増渕